開院して2週間が経ち、患者さんからのお声をいただくようになりました。早い方は飲み始めて数日で効果を実感されており、私としても嬉しく思っています。
半数以上の方に煎じ薬をお選びいただいていますが、煎じられた方からよく聞かれるのが「もっと苦いものだと思っていた」というお言葉。
「良薬くちに苦し」と言いますが、実は漢方薬には甘いお薬もたくさんあります。体の熱を冷ます効果があるお薬には苦いものもありますが、今のところ当院に来られている患者さんには冷え性の方が多く、そのような方に苦いお薬はあまり使いません。そのため「甘い」「美味しい」と感じられる方が多いのだと思います。反対に、体に熱を溜めている方は苦いお薬も自然とすんなり飲めてしまうので、体に合ったお薬は美味しく感じる、という面もありますね。
もっと漢方薬の魅力を知っていただけるように、漢方薬の調合ができるまでの間に試飲できるものを、今後ご用意しようと思っています。ぜひ当院でご自分に合った味の漢方薬を見つけてくださいね。